膠原病について

collagen disease

膠原病について

膠原病について

「リウマチ性疾患」の中でも、いわゆる「膠原病」は、自分の免疫が自分自身を攻撃して起こる自己免疫疾患の一つです。自己免疫性疾患の中でも、特に、「関節」「筋肉」「皮膚」を攻撃して起こる病気を膠原病と呼びます。その結果、「関節炎」「筋炎」「皮膚炎」が起こります。

関節炎が主体となる病気

関節炎が主体となる病気の代表が、関節リウマチです。関節リウマチ以外にも、全身性エリテマトーデス、強皮症、混合性結合組織病、多発性筋炎・皮膚筋炎、血管炎症候群(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽症、高安病(大動脈炎症候群)、結節性多発動脈炎、IgA血管炎(アレルギー性紫斑病)、巨細胞性血管炎(側頭動脈炎))、ベーチェット病、強直性脊椎炎、関節症性乾癬、成人型スティル病、リウマチ性多発筋痛症、シェーグレン症候群、炎症性腸疾患に伴う関節炎などがあります。関節リウマチ以外の多くの膠原病は、その重症度に応じて、指定難病となります。ほとんどの関節リウマチの患者さんは指定難病ではありませんが、内臓病変を伴う関節リウマチ(リウマチ性血管炎、悪性関節リウマチ。関節リウマチの約1%)は、指定難病に含まれます。

リウマチ性疾患に分類される病気

「リウマチ性疾患」には、自己免疫で起こる病気以外にも、関節の中に結晶が沈着して起こる急性関節炎(結晶性関節炎)の痛風(尿酸塩が沈着)、偽痛風(ピロリン酸カルシウム塩が沈着)があります。
その他、感染性心内膜炎などの感染症に伴う関節炎、溶連菌感染が改善後に発症するリウマチ熱なども含まれます。
加齢とともに関節軟骨がすり減って起こる変形性関節症も、広い意味では、リウマチ性疾患に分類されます。変形性関節症の治療は整形外科で行われ、関節破壊が著しい場合には、人工関節置換術などの手術療法が行われます。
昨今のストレス社会の到来と相まって、精神的・肉体的ストレスの結果、痛みに過敏になって発症する全身性疼痛疾患の線維筋痛症も、広い意味では、リウマチ性疾患に分類されます。線維筋痛症の症状は、時に、関節リウマチに似た症状となりますが、線維筋痛症の治療は、関節リウマチの治療とはかなり異なり、精神的ストレスの改善と神経痛を軽減する薬剤(サインバルタ®、ノイロトロピン®、リリカ®)が主体となります。精神疾患に合併していることもあり、心療内科・精神科の治療が有用な場合もあります。
本邦も、高齢化社会を迎え、高齢者に起こりやすいリウマチ性疾患への対応が重要となりました。高齢者に起こりやすいリウマチ性疾患としては、リウマチ性多発筋痛症、顕微鏡的多発血管炎、偽痛風が挙げられます。高齢者で原因不明の関節痛、筋痛、発熱が続く場合には、リウマチ科を受診することも検討頂ければと存じます。

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